ココロの美容液という本

2016.11.20 ブログ

先日、キャナルシティの無印に行きました。

とにかく 空間 と  に癒されるからと勧められて。。。

行って納得!想像以上!

「さ(冊)し(食)す(素)せ(生活人生)そ(装)」の

5つのシーンで構成され、3万冊をラインナップしてるそうです。

テーマ別に商品と本とソファが置かれ

セルフでコーヒーも飲めるという、

本好きにはたまらない素敵な時間が過ごせる場所でした。

例えば

アロマオイルのコーナーには香りに関する本があったり

旅行グッズのコーナーには旅に出たくなるような本だったり

ずっとここにいたい。。。

どれもこれも読みたい。。。

時間がもっと欲しい。。。

とにかくココロがワクワクして

想像・妄想・空想が広がりました。

そこで心に引っかかった本を今、何冊か読んでいます。

その中のひとつを紹介したいと思います。

「ココロの美容液」精神科医の香山リカさんの本。

kokoronobiyoueki

この本はNHKラジオ番組で

リスナーから寄せられる相談にアドバイスする

精神科医の香山リカ先生のメッセージが本になったものです。

「最近すぐにイラッとします」
「片付けが極端に苦手なんです」
「ダイエットが長続きしません」など

身近な話題に精神科医の先生はどうアドバイスするのだろうと

興味を持ったのがきっかけですが

読んでいくうちに

しずいろに来院される患者さんの中に

「プチうつ症状」を訴える方が

結構いらっしゃることとリンクしました。

心療内科に行こうかどうか悩まれて

病院へ行く前に

まずは心のリラックスを

鍼灸に求められる方が意外と多くご来院されます。

頭が重い、眠れない、

食欲がない、やる気が出ないなどの症状に対して

鍼灸では

心の安定や脳の興奮の鎮静化、

消化器系の働きを向上させるツボなどに

鍼やお灸を施します。

鍼で筋肉を緩めたりや灸の香りや温熱で

お困りの症状にアプローチしていきます。

私、ウツかな・・・っていう

うつの前兆症状はだれしもご経験はあるのではないでしょうか。

でも病院へ行く程でもないような・・・

そんな迷いや悩み抱えている方も多いと思います。

うつ症状が進行して

「うつ病」というココロの風邪を引いてしまった時

専門家の力を借りる必要がでてくることもあるかもしれません。

 この本では

精神科医がウツの主な症状としているのは

以下の3つだそうです。

【ウツの三本柱】

①気持ちの落ち込み

②やる気が出ない・おっくうになる・めんどうくさい

あるいは考えが堂々めぐりになるとか、考えがぐるぐる空回りしてしまう

③身体の調子が悪い・疲れがとれない・眠れない・食欲がない・頭が重い

ウツにも

心だけがウツ、

心と脳の両方がウツがあり、

心療内科や精神科、神経科など

専門の病院へ相談をした方がいい場合は

以下の状態になってしまった時だそうです。

1日の中でいい時間と悪い時間の波があったり、

1週間の中でいい日と悪い日の波があるというのは

まだ様子見。

しかし、

朝も夜も土曜も月曜も同じように調子の悪い状態が

2週間以上続く、

さらにもう1つ大事なポイントは

前とまったく自分が違ってしまった場合。

例えば

これまで楽しめていたことに興味がもてない、

好きだった食べ物にまったく手が伸びない、

というふうに

以前と比べて80〜90%違う自分になってしまった。

詳しくは本をご覧いただければと思いますが

相談できず悩まれている方は多いと思います。

何かのアクションのきっかけになればと思います。

そして、香山先生が相談者の悩みに対して

【ココロの一滴】というアドバイスを贈ってらっしゃいます。

人 生 は 山 あ り ウ ツ あ り 。

で も 、 あ わ て な い 。

だそうです。

まずは 深 呼 吸 を!

福岡市大濠の女性専用鍼灸院

鍼灸しずいろ